広末涼子さんのホロスコープを見てみたいと思います。
ここ最近まで、朝ドラで優しいお母さん役で出ていたのを見ていて、年齢を重ねて素敵な女優さんになったなと思っていたところだったので、2023年の広末さんのプライベートの騒動は、私も驚きでした。
広末涼子さんのネイタルチャート
彼女のネイタルチャートを見てみます。
(1980年7月18日、高知市、9:30AM、※horoscope-tarot.net参照)

性格や傾向性
広末さんは、太陽と水星が蟹座、月と火星が天秤座、金星が双子座ですね。
基本的な性格は、気持ちが優しく、人付き合いも上手で、相手に気を使わせない軽やかな愛情表現ができる楽しい人です。
彼女の星の配置ですが、まず、金星がからむTスクエアというキツいのがあるので、
これだけ見ても、恋愛に関わる事については、困難が多そうな方です。

恋愛面で見ると、これは、「自分の恋愛に、いつも周りからダメ出しが入る」とか、「夢のような恋愛が、我慢ばかりの忍耐生活になってしまう」みたいな、ジレンマを抱える現象として現れやすいと思います。
ただ、これは誰にでも言える事なのですが、キツい星の配置があるから不幸という意味ではなく、ゆるい星の人よりも、チャレンジの負荷が大きいものを持っているという事です。
きつい分、それを乗り越えたときには、大きく成長することができます。
さて、広末さんの金星は10ハウスに入っており、仕事運には大変恵まれます。
彼女の金星には、冥王星からの盤石なバックアップもあるので、しっかりした受け皿があります。働く現場では、人から可愛がられやすく、その場をぱっと明るくする華のある存在になれます。
ただ、気になるのは、広末さんは、金星を発達させる年齢域であるハイティーンの始まりに芸能界デビューをしている事です。
10ハウスの広末さんの金星は、女優としてキャリアを積んでいくには申し分がないのですが、10代の幼い少女だった彼女には、普通の女の子らしい経験はあまりできなかったのではないかと。
人格の形成期に、芸能の世界に自分を必死に合わせようとしてきたことは、彼女のその後の人生に影を落とすような要因を作っているかもしれません。
子供時代に、月や金星を健全な形で経験できていないと、中年期に入ってから、いろんな形の依存で現れがちになります。
依存の形もいろいろありますが、女性の場合、恋愛依存などに意識が向かってしまう人も少なくありません。
いろんな面を合わせ持つ心の持ち主
広末さんは、感情を司る月が土星とコンジャンクションになっており、基本的は忍耐強い人です。
ただ同時に、もともと感情的になりやすい星も持っています。(太陽星座が蟹座。加えて、月と火星がコンジャンクションの相乗効果。)
これは、アクセルとブレーキを同時に踏むような危うさがあるので、気持ちのコントロールをするのは難しい時があるかもしれません。(あれこれ考えて、夜眠れなくなるとか、、。)
広末さんは、太陽&水星と冥王星のスクエアもあるので、急にスイッチが入って突拍子もない行動をとり、周りの人をびっくりさせたりします。
この部分は、人から理解されがたいものと、とらえられ、非難される対象となりがちです。
溢れる感情を感じ取る繊細さや、思い切った行動をとる大胆さ。
こういう瑞々しいピュアな感性が、広末さんの魅力だと思います。
ただ、それらがネガティブなベクトルに向くと、本人も望んでいない方向に向かってしまいます。
良き理解者と、精神的な居場所。周りに大切な人達がいてくれるからこそ、自分を発揮できるるのが、太陽蟹座の人です。
広末さんには、まだ小さなお子さんもいらっしゃいますし、ご家族と向き合う時間も必要ですしね。
少し休まれるのもいいかもしれません。
これから
2023年の4月に、広末涼子さんのプログレッション月が、7ハウスに入りました。これは、彼女が自分の人生観において、私生活において、いろいろ考える時期に入った事を示します。
加えて、2023年のソーラーリターンでは、彼女のアセンダントは蠍座に入っているので、この人間関係の向き合うモードは、今年は真剣で徹底的なものになりそうです。
まずは、広末さんも、少し時間をかけて、ご家族が幸せになれるように、新しい形で出発できたらいいですね。